新しいプラグインを作成した場合は、リリース時にモノレポの分割対象のパッケージとして登録します。
パッケージの分割は、 master ブランチ、または、タグをプッシュした際には、GitHub Actions にて実行されますので、
/.github/workflow/split_monorepo.yml
を編集して登録します。
jobs:
packages_split:
strategy:
matrix:
package:
-
local_path: 'new-plugin-name'
split_repository: 'new-plugin-name'
また、新しいプラグインのリポジトリを Packagist に登録します。
マージコマンドを使って、パッケージの設定をルートの composer.json にマージします。
vendor/bin/monorepo-builder merge
VERSION.txt
の先頭行をリリースするバージョン番号に変更し、変更内容をまとめます。
その後、コミットしてプッシュします。
git commit -a -m "ucmitz-5.0.0 をリリース"
dev
ブランチを master
ブランチにマージします。
git checkout master
git merge dev
モノレポを使うことで、GitHub 上のパッケージごとのレポジトリへ、一括でリリースすることができます。
リリースの際は、モノレポのリリースコマンドを実行します。
自動的にタグを作成しプッシュします。
vendor/bin/monorepo-builder release 5.0.0
親パッケージより一括リリースするため、子パッケージは、読み取り専用の扱いとします。
GitHubActions より、次の2つのCIが成功していることを確認します。
baser-core の Packagist に新しいバージョンが反映されているか確認します。
master ブランチにおいてのリリースコマンドで更新された composer.json の変更内容を、 dev ブランチにマージした上でプッシュします。
git checkout dev
git merge master
git push origin dev
Dockerコンテナにログインし、次のコマンドを実行しパッケージを作成します。
bin/cake create release
cd tmp
# バージョン番号付きのファイル名にリネーム
mv basercms.zip basercms-5.x.x.zip
master ブランチより作成しますので、必ずリリースコマンド実行後 に行う必要がありますが、開発ブランチでパッケージを作成し、インストール等の動作を確認したい場合は、branch
オプションとして引数にブランチ名を追加します。
bin/cake create release dev-5
baserCMSのオフィシャルサイトの /files/basercms/ ディレクトリにアップロードします。
baserCMSのオフィシャルサイトのダウンロードページを更新します。過去バージョンダウンロードについても忘れないように更新します。
GitHubにて 新しいリリース記事 を作成します。
こちらの記事に先ほど作成した、basercms-5.x.x.zip を添付します。
最後にbaserCMSのオフィシャルサイトでリリース記事を作成します。
これでリリース作業は完了です。お疲れさまでした。