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独自の Web API を開発する

プレフィックス認証

独自の Web APIを開発するには、プレフィックス認証 を利用すると JWT認証と RESTful なルーティングを簡単に実装する事ができます。
標準では、ApiApi/Admin というプレフィックスが定義済です。RESTを有効化 するだけで特別な設定をせずともプレフィックス認証が利用可能です。

コントローラーを作成する

Api というプレフィックス認証を利用する場合は、 Controller 内に、Api フォルダを作成し、その中にコントローラーを作成します。コントローラーは、BaserCore\Controller\Api\BcApiController を継承します。

class SampleController extends BcApiController
{

}

その際、次のURLでアクセスすることができます。

https://localhost/baser/api/plugin-name/controller_name/action_name.json

また、Api/Admin というプレフィックスは、認証が必要となる領域となります。こちらを利用する場合は、Controller 無いに、Api/Admin フォルダを作成し、その中にコントローラーを作成します。コントローラーは、BaserCore\Controller\Api\Admin\BcAdminApiController を継承します。

class SampleController extends BcAdminApiController
{

}

その際、次のURLでアクセスすることができます。

https://localhost/baser/api/admin/plugin-name/controller_name/action_name.json

特定のアクションを認証対象から外す

認証が必要な領域において、特定のアクションを認証なしでアクセスできるようにするためには、 initialize メソッドで許可するメソッドを定義します。

public function initialize(): void
{
    parent::initialize();
    $this->Authentication->allowUnauthenticated(['allowed_action_name']);
}

データベースの処理と Exception の対応

コントローラーにおいて、データーベースの処理における Exception は次のようにコントロールします。

  • PersistenceFailedException
    • ステータスコード:400
    • メッセージ:入力エラーです。内容を修正してください。
  • RecordNotFoundException
    • ステータスコード:404
    • データが見つかりません。
  • Throwable(それ以外は基本的にThrowableでキャッチします)
    • ステータスコード:500
    • メッセージ: 'データベース処理中にエラーが発生しました。' . $e->getMessage()

認証が必要なAPIが利用可能かどうかを判定

BcAdminApiController を継承している場合、コントローラー内のいて、次のメソッドでログイン状態、かつ、 USE_CORE_ADMIN_API が有効になっているかを確認する事ができます。

if(!$this->isAdminApiEnabled()) {
    throw new ForbiddenException()
}