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開発サイクル

baserCMSの開発サイクルについて説明します。
要件が発生してからリリースまでの流れを把握することで、開発に参加する際の参考にしてください。

リリースサイクル

baserCMSの基本的なリリースサイクルは次のとおりとなります。
具体的なスケジュールについては、baserCMS開発ロードマップを確認してください。

パッチアップデート

バグフィックス(不具合改善)がメインとなるアップデートです。
3つ目のバージョン番号がインクリメントされます。(0.0.x)
1〜2ヶ月に1回

マイナーアップデート

新機能追加がメインとなるアップデートです。
特にデータベース構造に変更が発生した場合にはマイナーアップデートを行う必要があります。
2つ目のバージョン番号がインクリメントされ、3つ目のバージョン番号が 0 にリセットされます。(0.x.0)
3ヶ月〜半年に1回

メジャーアップデート

コアのアーキテクチャ変更や、管理システムの刷新を伴う大幅な改善となるアップデートです。
1つ目のバージョン番号がインクリメントされ、2つ目、3つ目のバージョン番号が 0 にリセットされます。(x.0.0)

新しいメジャーバージョンがリリースされた後、これまでの古いメジャーバージョンは、2年間のメンテナンスフェーズに入り、今後、古いメジャーバージョンで新機能が開発される事はありませんが、セキュリティ上の問題が発生した際、2年間は修正パッチの提供を行います。
1年〜3年に1回

要件発生から実装までの流れ

要件発生から実装に至る基本的な流れは、下記のようなパターンが多いものと想定しています。

1. 要件発生

baserCMSを利用した制作の場などにおいて、baserCMSのバグを見つけたり、新しい機能の要望が発生することがあるでしょう。

2. GitHubまたはフォーラムへ投稿

発生した要件については、GitHub の Issue に投稿します。

なお、GitHubに慣れなかったり、直接投稿することが不安である場合は、ユーザーズフォーラム に投稿しましょう。
開発メンバーの誰かが GitHub の Issue化した方がよいと判断した場合は、Issue化してくれるでしょう。

3. アサイン

GitHubのIssueについて、自身で対応したいものはそのまま対応し、プルリクエストを送信してください。

そうでない場合は、マイルストーンミーティング で、Issueの優先度に応じて、担当者をアサインします。

5. 開発

Issue をアサインされた担当者は、開発用のブランチからトピックブランチを作成し、随時、バグフィクスや実装を進めます。
新しい機能やメソッドを実装する場合は、ユニットテストを必ず作成します。

4. リリースバージョンの決定

マイルストーンミーティング において、解決したIssueについて、リリースするバージョンを決定します。そして、リリース日を決定します。

6. リリース

リリース日に、Issueが取り込まれたパッケージをリリースします。
リリースの際には、リリース番号のタグを作成し、開発用のブランチをマスターブランチにマージします。