baserCMSは、定期的なアップデートを行っており、日々、進化しています。
baserCMS5よりオートアップデート機能も入り、バージョンアップは簡単に行えますので、セキュリティに関するアップデートが発生したら積極的にバージョンアップを行いましょう。
バージョン番号は、baserCMSの仕様を特定する重要な番号です。
インストールされたbaserCMSにおいてバージョン番号は、管理システムの 設定 > ユーティリティ > 環境情報
より確認できます。
バージョン番号の意味など、詳細については、バージョン番号 をご覧ください。
baserCMS本体のバージョンアップは オートアップデート を参考にしてください。
なお、v5.1 系へのアップデートについては、従来とは異なるアップデート手順が必要です。baserCMS v5.1.0 アップデートガイド を参考にしてください。
baserCMS本体のバージョンアップは オートアップデート で自動で行えますが内部的に次のような処理を行っています。
Composer という構成管理の仕組みを利用してプログラムを最新版に置き換えます。
マイグレーションという仕組みを利用してデータベースの構造変更が必要な場合、最新の構造に変更します。
その他、ファイルの操作や、データベースのデータの変更が必要な場合は、別途処理を実行します。
メジャーバージョンアップ時は、基本的に後方互換がなく、手動の作業が必要となる場合がほとんどです。
公式が提供している記事等を参考にしましょう。
なお、メジャーバージョンをバージョンアップするには、事前に現在のメジャーバージョンの最新版にバージョンアップしておく必要があります。
baserCMS4からbaserCMS5へのアップグレードについては、baserCMS4からのアップグレードガイド を参考にしてください。
baserCMSプロジェクトでは、メジャーアップデートを行い、新しいバージョンをリリースすると、古いメジャーバージョンは、メンテナンスフェーズに入ります。
古いメジャーバージョンは、新しいメジャーバージョンをリリースしてから、2年間のメンテンナンスを行い、セキュリティ上の問題が発生した場合には、随時、修正パッチを提供します。
なお、管理システムのデザインテーマに関しても同様の期間メンテナンスを行い、修正パッチを提供します。
baserCMSに初期状態でインストールされている「コアプラグイン」については、baserCMS本体のバージョンと一緒に管理されていますが、それ以外のプラグインについては個別にバージョンアップが必要となります。
なお、2023/05/02 現在、外部プラグインはオートアップデートに対応しておらず、手動でプログラムを上書きする形で配置する必要があります。
配置した際、管理システムのプラグイン管理を開くと、バージョンアップボタンが表示されているはずですので、クリックしてバージョンアップを実行します。