バージョン番号は、baserCMSの仕様を特定する重要な番号です。
現在のパッケージのバージョン番号は /plugins/baser-core/VERSION.txt
の1行目に明記されています。
バージョン番号は、ドット(.)で区切った3つの数字にて表現され、リリース時に番号を変更してリリースします。
[メジャー.マイナー.パッチ]
(例)3.0.7
アーキテクチャの変更や、管理画面の大幅なリニューアル、及び、下位互換性が全くなくなるようなリリースは、メジャーアップデートとし、一番左の番号をインクリメントし、真ん中、右の番号を
0 にリセットします。
メジャーアップデートの場合は、オートアップデートは対応していません。
(例)5.12.2 → 6.0.0
新機能の追加、仕様変更において、テーブル構造の変更を伴うような少し大きめの改善を入れたリリースは、マイナーアップデートとし、真ん中の番号をインクリメントし、一番右の番号を
0 にリセットします。
(例)5.12.2 → 5.13.0
バグフィックスや、セキュリティフィックス等、メジャー及びマイナーに該当しない細かな機能修正等を行ったリリースは、パッチアップデートとし、一番右の番号をインクリメントします。
(例)5.12.2 → 5.12.3
リリースが完了し、新しいマイルストーンに取り掛かる場合、リリースしたバージョンと区別する為、新しいバージョン番号を割り振り、バージョン番号の後ろに
-dev という文字列を付加し、開発版とします。なお、開発版では オートアップデート が動作しませんので注意が必要です。
(例)5.0.0 → 5.0.1-dev
次期バージョンの仕様が固まり、実装が完了した時点で、開発版と区別する為、バージョン番号の後ろの 「-dev」 という文字列を
「-beta」という文字列に置き換え、ベータ版とします。なお、ベータ版ではアップデーターが動作しませんので注意が必要です。
パッチアップデートの場合はベータ版を置くことはあまりありません。
(例)5.1.0-dev → 5.1.0-beta
ベータテストが完了し、開発版の動作が安定した時点で、「-beta」 の文字列を除去し、正式版とします。
(例)5.1.0-beta → 5.1.0
レポジトリで管理されているパッケージのバージョン番号の書き換えは、リリースマネージャーが担当します。