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プラグイン設計書

プラグインを管理する。

ユースケース図

クラス図:プラグイン管理画面

機能

一覧、新規登録、インストール、無効化、有効化、削除などの機能を提供する。

一覧

/plugins/ フォルダに配置されているプラグインの一覧を表示する。

CakePHP4系では、テーマもプラグインとして開発するため、config.php にて、typeTheme と定義しているものは表示しない。
また、Configure にて、 BcApp.core に定義されているものは、baserCMS本体のパッケージとみなし、こちらもの表示しない。

なお、アクションとして次の機能を提供する。

  • インストール(画面へ遷移)
  • アップデート(画面へ遷移)
  • 有効化(画面へ遷移)
  • 無効化(無効化後は一覧に遷移)
  • 削除(削除後は一覧に遷移)

新規登録

Zipファイルのプラグインをアップロードすることができる。
アップロードとZipファイルの展開のみを行い、インストールは行わない。

インストール

データベースのマイグレーションとスクリプトの実行を行う。
インストール時、 /VERSION.txt 内1行目のバージョン番号をデータベースに登録する。

利用権限設定

また、インストール時に「全てのユーザーで利用」と「管理ユーザーのみ利用」が選択ができる。
「全てユーザーで利用」を選択した場合は、アクセス制限設定に対象プラグインを追加する。

スクリプト実行

/config/init.php を配置すると、インストール時に実行させる事ができる。

無効化

プラグインのファイルは残り、データベースのデータも残った状態となる。

プラグインのデータを初期化

プラグインの有効化の際、データベースのデータを初期化することができる。

一括無効化

プラグインのうち選択したものを一度に無効化できる。

並べ替え

プラグインからイベントにイベントリスナーを設定している際の実行順序を変更することができる。

アップデート

プラグインのアップデートを実行することができる。
/VERSION.txt 内のバージョン番号が、データベースに保管されたバージョン番号よりも大きい場合に、一覧にアップデートボタンを表示する。
アップデート時には、マイグレーションの実行とスクリプトの実行を行う。

対象バージョン用プログラム設置フォルダ

/config/update/ 内にバージョン番号のフォルダを配置すると、対象バージョン用のプログラムとして認識される。

# バージョン 5.0.0 の場合
/config/update/5.0.0/

アラートメッセージ表示

対象バージョン用プログラム設置フォルダに config.php を配置することでアップデート画面に表示するアラートメッセージを定義することができる。

// /config/update/5.0.0/config.php
<?php
return [
    'updateMessage' => 'アラートメッセージを記述します。'
];

アップデートスクリプト

対象バージョン用プログラム設置フォルダに updater.php を配置することで、アップデート時に実行するスクリプトを定義することができる。

// /config/update/5.0.0/updater.php
<?php
// 例)
$users = TableRegistry::getTableLocator()->get('BaserCore.Users');
$user = $users->find()->where(['id' => 1])->first();
$user->name = 'hoge';
$users->save($user);

baserマーケット

baserマーケットのプラグインを表示する。

ドメインモデル図

プラグイン管理

クラス図:プラグイン管理画面

クラス図

プラグイン管理

クラス図:プラグイン管理画面

プラグイン管理API

クラス図:プラグインAPI